これ、ストラテジーゲームっていうんでしたっけ?
リアルタイムでユニットを動かし、資源を集めて住み処(基地)を確保し、
軍備を増強して敵と戦うシミュレーションゲームです。舞台は古代文明。ギリシャとか、バビロニアとか、
世界史に出てくるそこらへんの時代です。
コラッ! そこ居眠りすんな!
良く出来たゲームですので普通に遊んでも楽しいでしょう。
インターネットで対戦しても面白いでしょう。
しかしッ! この「破壊」では普通に楽しいゲームは取り上げません。
なにかしら破壊本能を刺激する「イカれた要素」があるゲームが
このコーナーに名前を並べているのです。
さてそれは何か。では発表する! やっぱやめた。ウソです。
それは「オリジナルシナリオ」であります。
自分でマップを設計し、ユニットを配置するのです。
通常ではユニットは1プレイヤーに対し、最大50まで確保できます。
しかし、シナリオ設計では好きなだけのユニットを出せるのです。
文明も地形も好きなようにできるので、いろいろとケーケッケッケッケ!
もうお分かりでしょう?
さあ、自分だけの血みどろの戦いの歴史を作り上げるのです。
ここにいくつか例をあげます。
例1 「天下分け目の決戦」
プレイヤーを2つに分け、それぞれ騎馬や歩兵や弓兵を
およそ1000ユニットほど与えます。
あとは壁でそれらしい陣地を作ってやれば完成。
ゲームが始まった瞬間、あのクロサワ映画の再来か!?
といわんばかりのものすごい戦いの映像が拝めます。
そして約10分後、あとに残るは屍の山。
例2 「オラの米を返せ」
宝箱を1つ、精鋭騎馬兵を10ユニットほど持ったプレイヤーと、
斧戦士、こん棒戦士を200ユニットほど持ったプレイヤーを作ります。
そして、斧、こん棒戦士(農民)は相手の宝箱(米)を狙って
一気に城へ駆け上ります。
騎馬兵が迎撃して農民は次々とやられますが、
数に勝る農民は騎馬兵を包み込み、そのままこん棒で撲殺します。
一人ずつ倒れていく騎馬兵を眺めて楽しみましょう。
例3 「実験室」
石壁で囲った中に斧戦士を50ユニットほど入れます。
そしてその周りに大量に弓兵を置きます。
ゲーム開始と同時に箱に入れられた斧戦士は
必死に脱出をはかり、壁を壊そうとしますが、
弓矢ではりねずみ状態にされて死体の山を築きます。
弓兵は弱いほうが長く楽しめて吉。
どうですか。工夫しだいでいろいろ遊べるでしょう。
みなさんも見習ってください。
ちょっと、なんで帰るんですか!
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