このゲームはよくクソゲーと誤解されます。
ってーか、どこをどう見たらクソゲーなんですかね?発売当時、これほど斬新なゲームがあったでしょうか。
360度全方向スクロールのシューティングで
さらに戦略性を求められるプレイスタイル。
戦闘ヘリ「シーアパッチ」を操り、敵航空機とのドッグファイトや
工場の爆撃などは非常にスリリングで失禁もの。
本当に失禁してたらアレですが、失禁寸前といいましょうか、
非常にスリリングで失禁ものなのです。
同じことばっかり書いてすいません。
とにかく世論にだまされてはいけません。
よく言われるのが操作性の悪さですが、
私は別に操作性が悪いとは思わないんですがね。
このゲーム、ヘリの移動はラジコンと同じ操作方法です。
十字キーの上が前進で左右でそれぞれの方向転換になります。
今では常識となっているこの操作方法、
なんでバンゲだけ文句を言われなければならないのでしょうか。
また、ゲームが始まって何をしたらいいか分からないという意見もあります。
確かにゲーム中に目的が一切表示されず、
さらにどこへでもいけるためにそう思われるのは仕方ないかもしれません。
しかし、私は別にただ適当に飛び回ってるだけでもいいと思います。
工場の全破壊というクリアの目的はありますが、
バンゲリングベイの面白さはクリアすることだけではないのです。
私はこのゲームを2面以上クリアしたことがありません。
そのかわり、最初の1面で平気で2時間くらい遊びます。
だって飛んでるだけで楽しいからです。
敵は無限に出てきますのでそれをプチプチと潰し、点数を稼いだり、
敵戦艦(GAME Bでは1面から登場)が出航するのをわざと待って戦いを挑んだり
レーダー上空をうろついて敵戦闘機を大量におびきよせ果敢に勝負したり
遊べる部分はたくさんあります。
もちろんこれらのことは説明書に書いてあるわけではありません。
しかし自分なりの楽しみ方で遊べるゲームがバンゲリングベイなのです。
ストーリーに沿って悲壮な覚悟で戦いに望むのもよし、
何面クリアできるのか自分の腕を磨くのもよし、
フライトシミュレータとしてバンゲリング湾を探索するのもよし、です。
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参考サイト(ここを見ればさらにバンゲの奥深さが分かります)
バンゲリング帝国復興計画
(攻略、データ集、プレイ日記、全てがすごい)
「全てはファミコンのために。」のここ
(ゲームレビューでこのゲームがなぜクソゲー呼ばわりされたのか分析されている)
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