魔神転生2

スーファミのゲームでもっともラブなのがこの「魔神転生2」
女神転生のシミュレーション版なのですが、知名度低いです。

しかしよく聞け貴様ら。
これは稀にみるSRPGの大作ですぞ?

女神転生の面白さの肝の部分である、
「悪魔との会話」、「悪魔合体」、「独特の退廃的な雰囲気」、「美しいグラフィック」
「隠されたイベントやストーリー」、「ロウやカオスなどの属性」
といったものがこの作品でも損なわれることなく生かしてあります。

グラフィックで言えば前作の魔神転生がすごいです。
戦闘シーンの悪魔のグラフィックは巨大で細部まで描き込まれており、
うっとりすること間違いありません。
今作ではキャラのサイズこそ小さくなりましたが、
実写と見間違うような背景のリアルさはスーファミの限界を超えています。

音楽もスーファミでは少ないテクノ系で、しかもアンビエントです。
美しいピアノのフレーズにリズムマシンの無機質な響きがたまりません。

さて、システム面ですが、スーファミの真・女神転生よりも
仲魔に愛着が持てるものとなっております。
なぜなら、仲魔の数は最大で48体も確保でき、
さらに仲魔自身が経験をつみレベルアップし、武具の装備もできるのです。

これにより、プレイヤーによって連れて戦う仲魔に差が出てきます。
初期の悪魔でもレベルを上げていい武器を与えれば
ランクが上の敵でも余裕で勝てますので悩むところです。

ですから、

「ぼ、ぼ、ぼくのピクシーちゃんは堕天使にも勝てるんだぞ!」
「ケッ、俺のスサノオは必殺技が20種類も使えるぜ。」
「な、な、なんだい! ぼ、ぼ、ぼくのピクシーちゃんはすごいんだぞ!」
「フン、俺のケルベロスの2回攻撃に耐えられた奴はいねえぜ。」
「ピ、ピクシーちゃん! こ、こ、こいつをやっつけてよ!」
「なんだ、やろうってのか。おい、ガルーダ、出番だぜ。」
「あーーーっっっ! ぼ、ぼ、ぼ、ぼくのピクシーちゃんがあああああ!」

といったファンの会話も起こりうるのです。絶対起こりません。帰ってください。

話は逸れましたが、ぼくのピクシーちゃんも強いぞ、ではなく、
やり込む価値がアリアリのゲームですので、
女神転生が好きな方や奥の深いゲームが好きな方は
ぜひともやってみて下さい。

ちなみに私はこのゲームを死ぬほどしゃぶり尽くしましたので、
分からないことがあればメールでも下さい。
少ない仲間を見つけたと思った私があなたにつきまといます。

 

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