私がこのゲームを知ったのはとあるゲーム雑誌でして、
体験版をなんとなくやってみたら驚きました。マシンガン連射
飛び散る血
そこら中に響く悲鳴
なんていうか、私のカオスフレームを間違った方向に傾倒させる作品だと
確信できるものでした。
だからすぐに買いに行きました。
ゲームを起動すると主人公の自宅を警官が取り囲んでいるシーンから始まります。
なぜか不用意に村人が一人自宅の玄関に入ってきますので
さっそくマシンガンを一連射。
その村人はのたうちまわり、やがて死にます。
私の心に何かが生まれました。
その後、警官どもと銃撃戦の後に全員銃殺。
こちらも30発ほどくらいましたが命に別状はありません。
自宅を出て村を抜けると、大きな街に出ます。
そこはパレードの真っ最中でブラスバンド隊の勇壮な調べが
街中を華やかに彩っています。
そこで私はもっと華やかにしようと思い、
ブラスバンド隊に火炎ビンを投げつけました。
阿鼻叫喚。
街は一変して地獄となり、炎をまとった人間があふれ、
私の心を潤していきます。
運悪く、火がつかなかった人間にはマシンガンを浴びせ、
倒れたところを足で押さえつけて頭を撃ちぬきます。
これこそがパレード。
私が望んだパレードなのです。
だがまだ物足りません。
私の欲望はとどまることを知らないのです。
炭坑にナパーム弾を撃ちこむ、倒れた人間に手榴弾を投げつける、
火炎放射器を撃ちっぱなしで人ごみに突っ込む、
駅のホームで電車から降りてきた乗客を片っ端から射殺する。
ラストは空軍基地に乗り込んで熾烈なバトルとなります。
んで、私の心とか、欲望とか書いてますが、
これは別に筆者のことではありませんのでご安心下さい。
というか、私はオリジナルの面を作ってもっとすごいことやってます。
大量の人間を大量のドラム缶で囲んで監禁状態にし、
ドラム缶に向かってマシンガンを撃って大爆破。
ああ、よく吹っ飛ぶなあ。
それに無抵抗の人間を無限に出現させて
無制限の武器で殺戮しっぱなしってのも最高です。
一応書いときますが、オリジナルとか、大爆破とか、最高とか、
これは別に筆者のことではありませんのでご安心下さい。
それにしてもこないだ出た日本語版が素晴らしいです。
悲鳴が日本語ってのがたまりません。
「目が! 目が見えない!」
「こっちへ来たぞ! 気をつけろ!」
「私の耳はどこだ!」
「おかあさぁぁぁぁぁん!!」
ケケケ、逃げろ逃げろ逃げろ。
まず足から撃ちぬいてやろう。
じっくりと楽しんでから殺してやるからな。うへへへへ。
あ、日本語版が素晴らしいとか、撃ちぬくとか、楽しんで殺すとか、
これは別に筆者のことではありませんのでご安心下さい。
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