シリアスサムというゲームを一言で表すならこうだ。 「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
さっぱり分からないか?
でもプレイすればすぐに分かるだろう。
この声が耳から離れないだろう。
プレイヤーは自分の体よりはるかに大きな銃を振り回して怪物共を射殺しまくる、
まことに爽快感の高い行為を繰り返すことができるというか、それだけのゲームだ。
ストーリーは一応あるのだがどうせ洋ゲーだから分からなくていい。
ムービーを見る限りではエジプトで宇宙船がなんかどうかでとにかくどうでもいい。
ゲームが始まったら首がない人間型のモンスター(首は腕に持ってる)が
出てくるので拳銃で撃ち殺せ!
先へ進むとショットガンが落ちているので持ち替えろ。
その直後に一つ目のモンスターが目の前に現れる。
猛スピードでこちらに走ってくるのであのデカイ目に弾丸をぶち込んでやれ!
ここで分かってしまうことなんだが敵の外見はかなりアレだ。
さっきの首なし兵や一つ目の怪物はまともな感性では生まれない。
いや、こいつらはまだいい。
あとは二足歩行のメカなのに撃たれると大量に血が噴き出すのがいるが
これもアレに比べたらまだいい。
アレとは。
広い丘にプレイヤーが辿り着いたときに不意に聞こえる
「ああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
という声。
あたりを見回すと爆弾を両手に持った首なし男が叫びながら
恐ろしいスピードでこちらに走ってくる。
「あああああああああああああああーーーーーーーーーーーーー!!!!」
だんだんと近づいてくる首なし爆弾男と叫び声。
首がないのにどうやって叫んでるのかは謎だが、
このままでは道連れにされるのでショットガンをぶっ放す。
ドドーーーーーン!
首なし爆弾男は自分の爆弾で跡形もなく吹っ飛ぶ。
しかし、その直後。まともや新しい叫び声が。
「ああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーー!!!」
今度は1ヶ所じゃない。いろんな所から聞こえてくる。
………来た! 今度はすごい数だ。
こっちめがけて叫びながら一直線に走ってくる。
「ああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーー!!!」
バーーン! ドドーーン!
バーーン! ドドーーン!
爆弾男を一体一体と仕留めていく。しかし数が多く、取り囲まれてしまっている。
逃げ道はない。
こうなったら自爆される前に全員片付けるしかない。
「あああああああああーーーーーーーーー!!!」
だがもうやつらは目の前だ。
殺しても殺しても現われてくる。
弾ももう少ない。
そしてついにショットガンが弾切れになってしまった。
俺はやつらの叫び声を聴きながらその場に立ち尽す。
「ああああああああーーーー!!!」
あと数秒後には俺の体は粉々になっているだろう。
もう一度会いたかった。さよなら、ジェーンよ………。
ジェーンって誰だよ。
とまあ、私の与太話に付き合ってくれて申し訳なかったが、
とにかく、大量の敵に囲まれたときの恐怖は
1対1でのFPS系のゲームとはまた違った良さがあると思う。
しかし、敵が大量ならこちらにも大量殺戮兵器があるのだ。
マシンガンやレーザーがあれば敵が大群でも片っ端から
撃ち殺していくことができてウヒッウヒッウヒッ!!
また、固い敵ならロケットランチャーやキャノンボールで
破壊しまくることもできる。
飛び散る肉片が癒し系だ。
でもすぐに弾を撃ち尽くしてしまったりする。
マシンガンは最大装填数は999発だが、
撃ちっぱなしだと1分経たないうちに弾切れになるだろう。
まあ弾丸はよく落ちてるので結構撃ちっぱなしでも大丈夫だ。
マシンガンがあればさっきの爆弾男も結構カモだ。
遠くから撃ちまくり、誘爆する様を見て笑え。
あと、上空から攻め寄せるハーピーも、
連射系の武器で撃ちまくればバタバタと落下していくので
まったくもってハアハアな光景を楽しむことができる。
そんなわけでひたすら殺しまくるシリアスサムは
一家に一本は欲しいゲームだ。
疲れた体や心には素晴らしい清涼剤となるだろう。
劇薬とか言うな。
ただ、難易度は高くしない方がいい。
洋ゲーの難易度はもともとクソ高いので
ツーリストかイージーでやること。
ノーマル以上でやると逆に殺されまくる。弾丸も少ないし。
洋ゲーは和ゲーと違って難易度調整がアバンギャルドなので気をつけろ。
イージーまでならストレス発散ゲーとして楽しめることは間違いないだろう。
叫びながら撃ちまくるのだ。
「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
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