コマンド&コンカー ユーリズリベンジ |
おらー! コマンド&コンカー レッドアラート2に拡張パックが出たぞー! 拡張パックといってもキャラが増えたとか、マップが増えたとか、 そんなチンケなものではない! ムービーを含めたシナリオが丸まる1本入っている、 新作とも言っていい濃い仕上がりになっているぞ! 買ってないやつはさっさと買えクソ野郎! 今回の敵は超能力者「ユーリ」だ! いきなりオープニングムービーの登場シーンで目がイってるので 貴様らの脳にその顔が焼きつくであろう。 このユーリ率いる超能力軍団を見事打ち負かし、 世界に平和を取り戻すのだ! だが、ユーリ軍の強さはハンパではない。 やつらの得意とする攻撃は「洗脳」だ。 この洗脳にかかってしまうと味方同士で戦ってしまうのだ。 いくら強力な戦車を大量に生産しようとも、 その半分が洗脳されてしまえば同士討ちで全滅だ。 この洗脳系ユニットをユーリ軍は次から次へと送りこんでくる。 歩兵ユニットですらユーリのクローンが存在し、 近づいたユニットは洗脳され、こちらに牙をむくのである。 この洗脳を解くには洗脳者を殺す他よりない。 ここで活躍するのがスナイパーなどの狙撃兵だ。 前作ではほとんど登場しなかったこのユニットが今回大活躍する。 物陰に隠れたスナイパーがこちらの歩兵を洗脳して従えている ユーリクローンの額を一撃で撃ち抜くのだ! また、洗脳そのものを防ぐユニットも登場している。 洗脳されるのは人間である。 ということは人間がいなければいいのである。 そこで出てくるのが無人兵器だ。 大量の無人兵器を投入し、ユーリ軍を翻弄してやれ! ユーリ軍の猛攻を防いだとしてもそれで終わりではない。 ユーリ軍の拠点を完全に叩き潰すまでは戦争は終わらないのだ。 敵基地は普通の砲台だけではなく、洗脳装置でも守られている。 迂闊に近づくと洗脳されてしまう。 このユーリ軍基地をいかに攻略するかが腕の見せ所だ! 「司令官! いよいよユーリ軍基地が目前まで迫ってきました!」 「よし、まずは洗脳兵器から潰す! 無人兵器を突入させろ! 戦車隊は両翼から敵の砲台の注意をひきつけろ!」 ドドドドドドドドドドドド! 「無人兵器の突入が完了しました! 現在5割の洗脳兵器を破壊完了! しかし敵戦車隊、および敵歩兵隊の攻撃を受け、被害が拡大しております!」 「無人兵器を一旦退避させろ! ミラージュ戦車隊は横列にて偽装し、敵を迎え撃て!」 「敵砲台は沈黙しました!」 「よし! 戦車隊も下げろ!」 「敵戦車、歩兵が基地から追撃してきます!」 「ミラージュ戦車隊! 撃て!」 バシュッ! バシュッ! バシュッ! バシュッ! ギャアアアアアアアアアアアアアア!!!! 「敵はどこから撃たれているのか分からず混乱しています!」 「戦車隊は引き返し、敵戦車を壊滅せよ! ミラージュ戦車は敵歩兵を一人残らず焼き殺せ!」 「司令官! ユーリクローンが出てきました! このままでは洗脳されます!」 「スナイパーを輸送車に乗せ、前線に向かわせろ!」 「ユーリクローンはかなりの数がいます! スナイパーの数が足りません!」 「軍用犬を解き放て! ユーリクローンは銃を持っておらん。 喉笛を噛みちぎってやれ!」 ガウッ、ガウッ、ガウウルルル! ヒ、ヒ、ヒイイイイイイ、ノーーー! グアアアアアギギアアアア!!!! 「無人兵器は引き続き洗脳兵器を全て破壊せよ! 工兵隊は敵発電所を占領し、電力の供給をストップさせるのだ!」 「敵軍は完全に崩壊しています!」 「とどめだ! プリズム戦車を前面に出せ! 敵の建築物は全て破壊しろ! 戦車隊はプリズム戦車を護衛せよ! GI! 建物から人が出てきたら全て射殺してしまえ!」 ガガガガガガガガガガガガ!! ドドン! ドドドドン! グワアアアアア! ギイイイィィィヤアァァァァ! 「敵は一人残らず死亡したようです。」 「うむ、任務完了だ。よくやってくれた。」 とまあ、何も考えずに書くといつものようにこんなことになってしまうが、 私の脳を心配する暇があったらユーリズリベンジをやってみろということだ。 また、今回も「ワハハハハ!」と大笑いしながら敵兵を射殺しまくる みんなのアイドル、女コマンドーのターニャたんは健在である。 今回から戦車に轢かれなくなったという、さらに肉体を強化しての登場だ。 戦車のキャタピラなど、全然効かないということだ。 キャタピラどころか、砲弾を数発喰らっても平気だ。 プレイヤーの諸君は萌えに萌えまくるがよい。 コマンド&コンカーシリーズの良いところはエンディングにもある。 「悪を倒してハイ終わり」みたいなヘタレな終わり方ではない。 悪党には悪党なりの終焉というものを実写ムービーで見せてくれるのだ。 最後はどっちが悪人だか分からなくなる。素晴らしい。 ちなみにレッドアラート1のエンディングは 瓦礫の下敷きにされて助けを乞う敵の親玉に対し、 笑顔でさらに瓦礫をどんどん積み上げていく主人公の上官を見ることができる。 敵の親玉は瓦礫に埋もれてしまい、悲鳴も聞こえなくなってしまう。 なんと感動的なエンディングだ。 ユーリズリベンジにも期待しよう。 というか期待してよい。 |